ROUTE06社に、要件定義の重要性と実践のポイントをテーマにインタビューしていただいた記事の紹介です。 特に要件定義の初期段階や、それ以前の企画・要求分析段階における考え方について掘り下げています。
要件定義のゴールは、設計の精度を高めるためのインプットとなる成果物を作成することです。そのためのシステム要件定義の成果物は、(1)ユースケース、(2)ロバストネス図、(3)開発品目の一覧、機能要件、非機能要件、(4)システム構成図、(5)概念モデルです。…
本記事では、システム要件定義において ユースケースとロバストネス図を活用してシステムの要素を抽出する方法 を説明します。前回の記事では 業務フロー図を用いてユースケースを導出 しましたが、本記事ではそのユースケースを詳細化し、ロバストネス図を…
「意」と「情」は互いを高め合う相乗効果が働きます。企画を進める際は、自分たちの「意」を「情」を通じて検証することが重要です。明確な「意」によって「情」に方向性を与えることでき、「情」によって「意」の視野を拡げることができます。
U理論でいうところの「self」と「Self」という概念や、匠Methodの要求分析ツリーにおける「業務要求」と「戦略要求」という概念を紹介しました。そして、これらの概念に共通する、次元を変えることによって問題解決につながります。論理思考で導いた結論を感…
U理論の「観察する」は、判断を「保留」して、立ち止まってフラットな目で見るという意味。現状を分析しすぎると、現状に囚われすぎてしまいます。問題解決のアプローチにすぐに行くと、本質的な解決に至らないことが多いです。匠Methodを用いて価値を見える…
匠Methodの進め方には、価値デザインモデルから始める方法と価値分析モデルから始める方法の2つがあります。経営者や事業レベルの人であっても、従来の成功パターンにとらわれ、新しいビジョンを見出せないことがあります。これは**U理論でいう「ダウンロー…
匠Methodでは「現意識」と「新意識」による未来価値を定義し、特に新意識は社会をより良くしようとする意志に基づく価値創出を意味します。自己中心的な視点から抜け出し、広い視野でビジョンを描くことが重要です。意志(意)を育むことが、より良い未来価…